志望校選びの基準

今後は定期的に情報更新をしていきたいと思います。少しでも皆様のお役に立てればと思います。

さて、11月も終盤にさしかかり、いよいよ志望校を決める時期になってきました。少なくともこの時期は私立高校の受験をどこにするか決めないといけない時期です。これに関しては、もう学校の先生と話済みだと思います。そうなると、県立高校を第一志望にしている人はいつまでに志望校を最終決定すれば良いかと言うと、願書を出す2週間前くらいまでが最終目安になります。ということは年内いっぱいは考える時間があるということです。学校の先生からは、「志望校を最終的に決めて下さい」と年内に言われることがあるかもしれませんが、私の経験上それはなかなか難しい人もいます。現在志望校判定が模試でぎりぎりの人、或いは模試の判定が厳しいがそれでも志望校を下げるかどうか悩んでいる人などはなかなか年内に決められません。それはそのはずです。高校受験をする人にとってはほとんどの人が初めての受験です。そう簡単に決断が出来るでしょうか?考える時間がもう少し必要です。だから、県立第一志望の人は、年内はじっくり考えましょう。

では、どのように考えれば良いのでしょうか?のんびり考えてもあっという間に時間は過ぎます。考え方は以下を参考にして下さい。

・12月の模試の結果が志望校合格偏差値にあと3以内の偏差値(例:志望校合格偏差値58に対して偏差値55~57)。これに該当する人は残り約2~3ヵ月頑張れば合格する可能性があります。但し、もちろん今まで一番勉強しないと受かりません。最後は、「絶対に受かる」、「勉強する!」という覚悟が必要です。今までと同じくらいの勉強しか出来ないのならば、はっきりいって受からないので志望校を下げた方が良いです。既に一生懸命勉強している人は、志望校を下げるのは一つの選択肢として考えることも出来ます。私立でも納得の行く高校で抑えが取れるから悔いなく受けたい人はそれでも良いでしょう。ただ、県立志望にこだわるなら、志望校を下げて、合格後はその学校で頑張ることで最終的な学歴は上に行くことも出来ます。今が全盛期ではありません。高校からまたさらに伸びる人もたくさんいます。今既に目一杯頑張っている人は、このような考え方もあるということを参考にして下さい。

・12月の模試の結果が志望校合格偏差値にあと4以上偏差値が離れている人(例:志望校合格偏差値58に対して偏差値54以下)。これは、志望校を下げた方が良いです。但し、私立高校の抑えに納得していて保護者の方も、「悔いなく受けて見よう」という考え方であればそのまま受けるのが良いでしょう。また、偏差値が4以上離れていても、ここからの努力で偏差値が劇的に伸びる人もいます。しかし、それは稀です。どちらかというと、これまで全く勉強してこなかった人がここに来て急に勉強のスイッチが入って勉強したから伸びたといったケースが多いです。既にある程度勉強していてこれからの自分の伸びしろに不安があるお子様の方が多いと思います。「本当に自分は偏差値がこれからあと5も伸びるのだろうか」と。どうしても悔いのないように受験をしたいという場合はそれでも良いでしょう。しかし、受かる人はほんの一握りということは覚悟しておいて下さい。そして、それだけの(合格するための)勉強をさらに今以上に必死になってやる必要があります。その覚悟がなければ、ほぼ100%不合格です。毎年100名以上の中3生を実際に自分の教室から受験させてきました。この感覚はほぼ正しいと思って下さい。偏差値が4以上離れていて第一志望に合格するのは大体10%くらいです。

高校は人生のゴールではありません。ただ、人生で初めて受験する多くの人にとっては、まるで高校受験で全てが決まるかのような錯覚を覚えます。もちろん人生の大事な節目です。頑張らないといけません。なぜなら、大事な節目に頑張れない人は、この先の人生もずっと頑張れない可能性があるからです。特にスバ抜けて勉強しなさいと言っているわけではありません。「自分なりに頑張れたかが重要なのです」。勉強時間が0だったお子様が1時間勉強するようになった。その1時間がお子様にとって大きな1歩であることもあるのです。親は5時間でも6時間でも勉強してほしいと望むでしょう。しかし、今のお子様の現状が1時間勉強すれば良しと言えるのか、3時間勉強すれば良しと言えるのか、5時間勉強すれば良しと言えるのかは人によって違います。もっと言うと勉強時間は長くても中身が伴っていないかもしれません。そんなに簡単ではありません。何を持って「その子なりに頑張れた」と判断するかは難しいところもあります。ただ、前向きな一歩を歩み始めた時に否定的な言葉はお子様のやる気を削いでしまいます。色々と言いたくなる気持ちは分かりますが、マイナス用語は言わないように極力気をつけましょう。見守るという方法も重要な愛情表現です。その分、休憩時間にお茶や果物を出したり、語らなくても、「伝わる」方法はいくらでもあります。受験は一人では乗り越えられません。お子様と一緒に戦う親はサポーターであるべきです。主役は子ども。良いサポートが出来るように日々一緒に考えていきましょう。

次回はこれから受験までの勉強の仕方を掲載します。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。